2008/03/31

GPLの歴史

みなさん、こんにちは! 


アメリカは現在、NCAA(全米大学体育協会)バスケットボールのトーナメントが行われており、地元の大学「University of Kansas」、通称KU(読み方:ケーユー)の試合で盛り上がっています! 前回の記事でも書いたとおり、ここカンザスの地はバスケットボール生みの親、ネイスミス終生の地であるので、KUはバスケットではアメリカの名門校です。そして、先日の決勝戦で見事優勝しました! 


さて、前置きはこの程度にして、今回はGPLの歴史についてお話していきたいと思います。


すべての始まりはやはり、所長であるウィリアム・ショー博士です。


ショー博士は、ノースキャロライナ州立大学医学部で生化学の博士号を取得しました。疾患コントロールセンター(CDC)で生化学と内分泌学の研究に携わり、その後、アトランタのスミスクレイン臨床研究所で、研究員としての経験を積みました。スミスクレインでは、12年間、毒理学(毒薬や薬剤)、化学、免疫学、腫瘍体や内分泌学に関する研究に努めました。その後の5年間は、ミズーリ州立大学カンザスシティ校の大学病院であるMercy Children’s Hospital(マーシー子供病院)で臨床医学、内分泌学、毒理学の部長を務め、代謝に関する有機酸検査の研究を行いました。


この子供病院での有機酸代謝における研究により、発達障害に共通する異常性について確信をもったショー博士は、自らの手で研究所を設立することを決意しました。それが1996年のことでした。


中西部のこの州は、山や海はもちろんなく、高速で郊外を越えると、地平線が見渡せるほど大地は広がっており、その景色は感無量です。カンザス州の別名は、
Great Plains(大平原)とよばれます。ショー博士は、この土地の広大さにちなんで、「Great Plains(大平原)研究所」と命名することを決めました。



有機酸検査のみではじまったこの研究所も、現在では35種以上の検査を提供しています。GPLとしての使命を果たすには、まだまだ多くのことを実行していかなくてはいけないと、研究員、スタッフ共々日々実感しております。

次回は、我々が提供するサービスの概要をお伝えしていきたいと思います。

GPLウェブサイト

2008/03/20

カンザス州とは・・・?

みなさんこんにちは!

グレートプレインズ研究所が所在する、カンザス州レネキサ市は現在16度。春一日目といわんばかりに陽光が射し、GPLのスタッフもとても嬉しそうです。2週間ほど前は、マイナス13度まで下がりましたから、喜びもひとしおです。

2回目となる今回は、GPLが所在する「カンザス州」についてお伝えしていきたいと思います。


カンザス州はひまわりの州(The Sunflower State)と呼ばれています。

カンザス州はアメリカの中西部に位置する州です。所在するレネキサ市は、カンザスの中心都市カンザスシティから高速で南へ15分ほど、そして隣のミズーリ州との州境に近い市とされています。










カンザスの特徴をいえば・・・・

- 1850年代‐南北戦争の時に西部の物流地点として発展。牛の売買などが行われた

- 「オズの魔法使い」の主人公、ドロシーちゃんの出身地

- 穀物、特に小麦の生産は全米トップ

- 北アメリカ48州の地理的中心部はカンザス州レバノンといわれる

- 「大草原の小さな家」の舞台

- バスケットボールの発案者ジェームス・ネイスミスの終生の地

- 地理的な条件により、竜巻が発生する州として知られている

カンザス州は、夏は暑く、冬は寒いですが、春先は花や木々がとてもきれいで、家族で生活をするにはとてもよい環境です。

なぜここでカンザスの話題を出したかというと、この土地は、実は「 グレートプレインズ研究所 」という名前と、とても関係するんですね。

次回はGPLの歴史について、お伝えしたいと思います!

カンザスの街並み

GPLウェブサイト

2008/03/13

はじめまして!


みなさん、はじめまして! グレートプレインズ研究所(GPL)、日本事務局です。
いつも
GPLの検査をご利用いただき、真にありがとうございます。


日本事務局が設置されて早
5年。皆様のお子様や親愛なるご家族の方々に対する思いに支えられ、現在では多くの方から問い合わせをいただいています。GPLスタッフ一同、感謝の意をここに表したいと思います。


2002年に日本語のウェブサイトが始まり、






2005年には東京と大阪で初の自閉症カンフェレンスを開催。

その後日本語検査結果の提供。また2007年からは無料ウェブ・カンフェレンスの実施も行ってきました。


しかし、発達障害とその対処法、GPLの検査の利用方法や、結果に基づく生物学的療法に関する情報は日本ではまだ極めて少なく、検査を受けた後も、多くの親御さんや医師、クライアント様から検査に関する質問やご連絡を多くいただくようになりました。


そこで、事務局は考えました。


「 皆様にもっと分かりやすく情報を提供していくための方法、『 ブログ 』を開設しよう 」と。

ウェブ・サイトには全て掲載できない、日本の皆様が必要な情報を、ブログにより分かりやすくお伝えしていけるのではないか、と思っています。このブログでは以下の情報についてお伝えしていきたいと思います。

GPLの概要

検査の説明

治療法について

生化学的治療法のアメリカ最新情報

GPLカンフェレンスのレポート

アメリカの発達障害や健康に関するカンフェレンスのレポート など

日本では得られない、また今までになかった情報を提供していきたいと考えています。このブログによる我々の目的は、GPLから直接発信される生物学的・生化学的治療法に基づいた情報によって、GPLの検査を受ける意義を皆様にさらにご理解いただき、大切な方々にとって最善の治療が行われる手助けとなることです。

日々皆様とつながっていけるよう、事務局も気合を入れて記事を更新していきたいと思います。質問、ご意見、感想などはasia@greatplainslaboratory.comにご連絡ください。

これからもどうぞよろしくお願いします。


GPLウェブサイト